LinuxがクライアントOSとして普及しないのは
高品質のメールクライアントが添付されてないからと言っている人がいるらしいのですが。
ちゃうちゃう。
俺が本当のことを教えてしんぜよう。
LinuxがクライアントOSになりえないのは……
エロゲーが出来ないから
これに決まっておろう。
……まぁ、あながち冗談でもなく。
俗説として、ビデオやDVDが普及したのはAVのおかげ、なんて話があったりします。
メディアは単体では訴求効果はありません。あるとしても自力でコンテンツを作り出せる極めて限られた層でしかなく、商原理が働くようなものではありません。
メディアの普及を加速させるのは、そのメディアで提供されるコンテンツにどれだけの魅力があるか、なのです。
……エロに関するオヤジ層(=メディアを購入できるだけの余剰蓄財がある層)の情熱をなめちゃいけません。
エロの話はさておくとしても。
パソコンを使う、ということが明確になっているユーザがはたしてどれだけいるのやら。明確になっているのであれば、MACももっと売れてるだろうし、Linuxクライアントという選択肢も当然現れるはずです。
ですが、現実はWindowsの天下。
なんでかといえばWindowsが優秀だからではありません。
今あるアプリケーションやコンテンツがことごとく、Windowsじゃないと動かないだけなのです。他に選択肢がないのです。
こういう風に言うと、Lindows+OOo+Mozillaでいいじゃないかというマニア層(あえてこう表現する)の反論がありますが。
管理者の立場になったときにこいつらサポートできるエンジニアが一体何人いることやら。
というか、俺自身、こんな環境のサポートをやれって言われたら、できなかないだろうけど勉強しなきゃならないし、面倒です。なにより、サポートの問合せ先がどこだかわからない。
いい加減、Windowsがオープンソースにならないかなぁと思う今日この頃ではありますが、LinuxPCを使えって言われても拒否反応が先に立つだろうなぁと思うのは致し方ないことなのかもしれません。