仮面ライダーカブト

 すげー、こうも真正面から「俺様宣言」されるといっそすがすがしい……とでもいわせたいのだろうか。
 万能の天才、天道くん。
 ……えーっと、要するに感情移入できなくてもいいから憧れの存在であればいい、と考えているってことでいいのでしょうか<主人公とは
 なんか、これまでの天道&加賀美とは違い、超越者とヘタレの構図がより明確になった気がします。
 もうちょっと天道くんって人間だったと思うんですけど。
 ザビーはザビーであのメガネの兄ちゃんも適格者だって判明。
 ……男が男にすがるなよ影山くん。
 影山くんはどうせまたザビーにふられるんだろうけど、ここまでヘタレに書く必要があるのかなぁ。
 無邪気に喜ぶ加賀美もまた微妙。
 ……これって、響鬼の中盤以降と同じだよなー。
 監督と脚本の意思疎通って出来てないのかな。統一感とか、これまでの伏線とか、そういうのってどーでもいいのでしょうか。
 この回だけ、という条件だったら面白いんですけどね。