蒼穹のファフナー

 む、ご都合主義。
 ダメなのかなぁ他の人は。
 甲洋君復活なんですが、島の人が何をしたかったのかがこれで思いっきり前面に出てきたことになります。
 正直、うわすげえと思ったんですが、多分ご都合主義を嫌悪する人たちからはこの展開は「なんだこれー?」ってことになるんでしょうなぁ。
 ただね、あれなんですよ。
 男って生き物が、女を守れなかった、それも惚れた女を守れなかったってのは、ある意味自分が死ぬこと以上にショッキングなことなのです。
 乙姫たんがそこまで見越してたかどうかはさだかではありませんが。
 あとは、カノンの台詞かな。「昔はいた、でも今はここにはいない!」。自分じゃないものを見ている人間に対して、この答えが出せるってのは、彼女の成長というよりは、人間性の復活なんだと思うのです。